今年大きく報じられたニュースの中で、個人的に印象に残っているのはイラク絡みのニュースなのですが、逆に殆ど印象に残っていないニュースもいくつかあります。そのうちの一つは、古賀潤一郎議員の「学歴詐称疑惑」です。大したニュースではないと思って聞き流していたのですが、関連サイトや2chスレッドが多数林立するなど、世間的には相当大きく騒がれた模様。そこで、古賀氏が具体的に何をした(と言われている)のか、調べてみたところ、次のサイトを見つけました。
古賀潤一郎衆議院議員の経歴について
ふむ、学歴詐称以外にも献金関連の疑惑があるようです。
学歴詐称についてですが、詐称する政治家が後を経たないのは何故でしょうか? 推測ですが、政治家を学歴で評価する有権者やメディアが実在するから、選挙等を有利に進めるために敢えて詐称をするのではないでしょうか。
もちろん、詐称は良くないと思いますし、やってはいけないことだとは思います(←ここ大事)。ただ、詐称する政治家自身には余り腹が立たないのです。むしろ学歴で政治家を判断するような人の方をうっすらと軽蔑したくなるのです。私自身は、政治家の学歴などを気にしたことが全くありません。政治家を選ぶ基準は、第1に政策、第2に政策を実行するための総合的能力だと思います。卒業した大学がどこか、なんてことはほとんど無関係だと思うのですが…
なお、私は古賀氏の支持者でもなければ、民主党の支持者でもありません。
ところで、かなり前に「裏日記」で「牛肉の産地偽装には全く腹が立たない」と書きました。不味い肉が高く売られていれば怒りたくなりますが、産地がどこであろうが美味ければそれでいい、という考え方を持っているからです。政治家の学歴も同様です。
結論:私は政治家を牛肉と同等とみなしているようです。
さて、のちほどこの記事には表blogからトラックバックを打ちます。以上、新生Moon Siteのトラックバック受信テストを主目的としたエントリをお送りしました。