2005年01月23日

さだ、花咲、明菜…

「DS裏日記」時代に時々書いていた“過去日記”を、ここでも書きます。しかし、システム上、投稿日時を自由に設定することができないので、次のように、本文中に見出しを書き込む方法を採ります。

「セカンド・ラブ」

1983(昭和58)/01/23 日 0:53 | posted by D Slender

恋も二度目なら 少しは器用に

甘いささやきに 応えたい

?????

うつむくだけなんて



舗道に伸びた あなたの影を

??????



抱きあげて 時間ごと体ごと

私をさらってほしい

せつなさが クロスするさよならに

追いかけられるのイヤよ


中森明菜「セカンド・ラブ」より抜粋

先日、青森市文化会館で行われたさだまさしコンサートに行った。2年越しの念願。昨年は八戸市公会堂でのチケットを取れず悔しい思いをしたものだ。父の車で雪道を2時間近く走って会場に到着。入り口でテープレコーダーを没収されて会場入り(コンサートって録音は駄目なのね。知りませんでした)。内容はほぼ期待通り。MCでは定番のマネージャーネタで盛り上げていたが、青森県で放送していないCMネタをやったのは少しまずかったかな。案の定、会場は無反応。
コンサートを通じて決意したこと:将来は、全国ネットのCMネタで笑いが取れる大人になろう。あと、こんな村からは一日も早く抜け出したい。車で2時間近く走らないとコンサートも見られない。民放局は2つしかない。観光地でもない(もう少し北に行けば恐山とか北限のサルがあるのだが、何とも中途半端な場所)。あるのは核燃料再処理施設の計画だけ。
話はガラリと変わるが、昨日、Sの家で『愛夢』という“裏本”を見た。この種の本を見るのは初めて。思わずS邸のトイレで抜(中略)はここだけの秘密。まあ、はっきり言って『愛夢』のモデルはイマイチだったが、先日、何かの雑誌で私と同年齢の「花咲まゆ」のヌードを見たときは驚いた。同い年でこんな人がいるとは! できればお近づきになりたい。こんな子に握られでもしたら(中略)だろう。それにしても、「花咲まゆ」のような子供のヌードは、将来的に「児童なんとか法」が改正されて禁止されるような気がします。
しかし、最近最も興奮したのは『愛夢』でも「花咲まゆ」でもないのだ。中森明菜が「ザ・ベストテン」の番組中、風邪を引いて喉の調子が悪かったせいか、「セカンド・ラブ」の途中で声が出なくなり泣き出してしまったシーンは私には衝撃的だった。思わず、傍に行って慰めてあげたい気分になってしまいました……3つ年上の女性にこんな感情を持つのはおこがましいのかも知れないが…
それにしても、「セカンド・ラブ」はいい曲だ。そして、中森明菜は凄いアイドルだと思う。可愛いし、歌唱力もまずまずではないだろうか。音程は外さないし、「少女A」と「セカンド・ラブ」という全く違う個性の歌を見事に歌い分けている。
そういえば、テレビの中の女性アイドルを好きになるのは生まれてはじめてのような気がする。巷では、中森明菜と松田聖子が何かと比較されているようだが、個人的には断然明菜派。実際、私の世代だと松田聖子は大分年上に感じてしまう。明菜はギリギリで同世代かな。
そういえば、この村の嫌いなところがもう一つあった。それは雪の降り方。何メートルも積もるわけではないが、西風を遮る山が無いので、やたらと吹雪く。学校へ行くには西向きに歩かねばならず、雪が顔面を直撃し、目を開けるのも呼吸するのも辛い。明日の予報も雪。繰り返しになるが、こんな村にはもう住みたくない。
posted by D Slender at 00:05 | ☔ | 過去