女児に裸ランニング、少年団コーチの市職員謝罪…愛媛(11月10日 大阪読売)
愛媛県四国中央市の小学校でスポーツ少年団のチームの女子児童数人が、コーチだった40歳代の市の男性職員から、裸でランニングさせられるなどのいやがらせを受けたと訴えていることが、県や市の調べで10日、わかった。
この時点では、被害者の年齢がわかっていませんでした。「小学校高学年は大事」というへらちょんぺ氏の格言を引用するまでもなく、女児が小学校高学年だったか否か、もしくは乳房が膨らみ始めているか否かは、このニュースを語る上で重要な視点だと個人的には思うのですが…
その後、色々な事実が判明しました。
女児に体罰「裸で走れ」(11月12日 日刊スポーツ)
県や市の調査では、体罰は夏休みや放課後の計3回、小学校高学年の女児に対して行われた。
裸にされカメラで撮影されたと話している女児もいるが、監督はビデオ撮影を否定している。監督は発覚後に辞任し自宅謹慎中。
小学校高学年でしたか! きっと乳房も膨らみ始めているのでしょう。これは許すべからざる犯罪だ!! と、思いました。
しかし、その後のニュースでは、情報のニュアンスが少し変わってきました。
パンツ姿で走れ!死ね!バスケコーチ、小学女児8人に強制(11月12日 サンケイスポーツ)
市が11日明らかにしたところによると、課長補佐は市立小のスポーツ少年団のバスケットボールチームコーチをしていた夏休み中の8月中旬、小学校の体育館で「練習態度が悪い」と練習に参加していた5、6年生の女児8人を怒鳴りつけ、短パンを脱ぐよう指示。女児らが恐る恐る脱ぐと、ランニングを命じた。
8人は上はTシャツ、下はパンツだけで数十分間、体育館内を走らされた。この後、課長補佐は8人に目隠しして、パンツ姿のまま床に正座させ「お前ら死ね!」など罵声を浴びせた。
9月下旬に8人の保護者のうち数人が市に相談。市学校教育課などが課長補佐に尋ねると、パンツ姿のランニング強要を認めたが、「大会に勝つために気合を入れた。性的対象としてではなかった」と主張した。
市に対し、パンツまで脱いで走らされたり、裸を携帯で撮影されたりしたと訴える女児もいるというが、課長補佐は撮影を否定したうえで「ズボンは脱がせたが、パンツを脱がせたり全裸にしたりはしていない」と話している。
Tシャツとパンツを着けたままというのが事実なら、この市職員に対する印象が変わってきます。「性的対象としてではなかった」という主張はおそらく本当かと。もしも私が犯人で、かつ性的目的だったら、少なくともTシャツは脱がします。
とは言え、パンツまで脱がされたと主張している女児の存在は気になるところ。次の記事では8人の女児全員がパンツを脱がされたと読めます。
女児に性的嫌がらせ、容疑の市課長補佐を逮捕 愛媛(11月12日 朝日新聞)
調べでは、尾崎容疑者は8月中旬、小学校の体育館の放送室で、少年団のバスケットボールの練習に参加していた6年生の女子児童(12)の服を脱がせて下半身裸にし、触った疑い。
この女子児童を含む5、6年の女子児童計8人が下半身を裸にさせられたなどの被害を訴えており、同署が余罪を調べている。
パンツを脱がせた事実があったのか否か、今後、メディアは正確に報道して欲しいものです。